こんにちは。
皆さんの期待を裏切り続ける漢、リュウです。
さて今回は、
メキシコに来てからメキシコ人の言動がいちいち気に障るので、大脳辺縁系の篇桃体で不快刺激を受け、しまいに視床下部などを経て自律神経や内分泌に影響が及ぼされて困った困った駒田さん。
というあなたのための記事です。
あなただけでなく、メキシコ在住の日本人は大抵このようなストレスを受けているかと思いますので、
「みんなそうなんだ。じゃあ気にしなくていいか。そうだ、パクチー食べなきゃ」
となって安心していただけたら本望です。
そもそも、カルチャーショックは絶対に避けられないので、少しずつ慣れるしかありません。
メキシコで生活するにあたって、この国の国民は基本的に
- 自己中
- 謝らない
- カオス
というのが正常だということを頭に入れておかないと、間違いなくストレスで胃がやられてぴゑん。☺
これを踏まえた上で、この問題に立ち向かっていきましょう。
※こういうストレスなら大歓迎ですが。
というわけで、私が実際に日々感じている、しょうもないストレスを3つご紹介いたします。
①トイレのドアがサンドバッグ
職場のトイレの個室(多目的ではありません)に入っていると、ノックならまだしも、どんどこDonDokoDonとドアを殴ってきます。
ウソ〇(渡〇さんの場合は交り)を我慢できないイライラをドアにぶつけたいのは理解しますが、中の人間の気持ちを全くもって考慮していません。
余談ですが、メキシコ人のトイレの個室に籠城する平均時間は約18.931分(拙者調べ)を誇り、これは世界でもトップクラスと言えるでしょう。
→単に仕事をさぼりたいだけです。よくYouTube観て爆笑したり、ぴいいいいいいしたりしています(見ろ、六本木の多目的トイレのようだ!!)。
そんな感じなので、職場のトイレはいつもいっぱいで激戦区です。
〈そんなときに使えるスペイン語〉
・一般ピーポー向け
Ocupado.
=入ってまーす。
・異常ピーポー向け
Pegó la puerta, ¿verdad? Aunque ni su padre la ha pegado.
=ドアを殴りましたね。親父にも殴られたこともないのに。
②人のものを勝手に使う/壊す/盗む→案の定報告なし
「お前の物は俺の物。俺の物は俺の物」という、近代文明の真逆をいくいわゆる「ザイアソ理論」を、国民全体で実践するのがメキシコ人です。*1
ここで、最近私に起こった例をあげます。
・家の庭のホースが日常的に勝手に使われていた
私が仕事に出かけている間に使われておりました。
なぜ気づいたかと言うと、ある日ホースから水が出たまま放置されていたからです。
これには温厚な私もさすがに
「てめいらに明日を生きる四角はねい!!□■」
と夢の中で叫んだことは言うまでもありません。
というわけで、その日のうちに水が出るバルブ(ペンチを使わないと調整できない)を閉めてあっさり解決しました。
・そのホース、草刈りGGが勝手に切断
これもまた同じ庭のホースの話ですが、草を刈りに来ていたGG(通称まさを)が勝手に切りやがりました。
ホースに穴が開いていて水が途中で漏れていたのですが、テープか何かで穴をふさげばいいものを、私の許可も当然なく穴がある少し手前で勝手に切断しやがりました。
切った残骸はその場で放置されておりました。
そして、そのせいでホースが短くなって車まで届かなくなり使えなくなったので、新しいのを買わざるを得ませんでした。
さすがにまさをにスタンガンでごうm文句言ってやろうと思いましたが、その日を境に二度と来なくなりました。
恐らく、彼は相当な高齢だったのでくたばr(運営により強制削除
〈そんなときに使えるスペイン語〉
・一般ピーポー向け
Compénselo, por favor. Nos vemos en la corte si no me paga en 5 segundos.
=弁償してください。あと5秒で払わなければ、法廷で会いましょう。
・異常ピーポー向け
Prepárate en 40 segundos. Mientras, estaré bailando 3 minutos.
=40秒で支度しな。その間、3分間舞ってやる。
→ジブリ臭が満載で、とってもバルス!
③運転マナーひどすぎワロタ→日本なら犯罪
別の記事でも何度もネタにしていますが、メヒ公達の運転技術は目を見張るものがある(もちろん悪い意味で)ので、再び。
↓その記事
・前が詰まっているのにもかかわらず左ウインカー点灯/パッシング
これは週に1~2回はやられてストレス溜まります。
自分を救急車か何かと勘違いしておられます。
というか、こいつら全員法定速度を70~80キロは軽くオーバーしています。
どんなに忙しくても決して走ることのないメキシコ人のはずなのに、車になるとなぜそんなに急ぐんでしょう?
リュウ「そんなに〇ソ子が我慢できないなら、運転席で漏らせばいいでしょうよ。」(名言)
↓山椒(私も1回速度超過で引っかかったので、人の事言えません。半生してまーーーす。)
右車線にどいたら実質的に犯罪ほう助ですが、どかないと虎舞竜になり「てつはう」沙汰になりかねないので、残念ながらどく以外の選択肢はございません。
・信号が青になったのに、前の車がケータイいじってるので進まない
これも週1くらいで起こり、誠にストレスがたまります。
→「クラクション鳴らせYO」と思われるでしょうが、私の古代の車はクラクションがお逝きになられているので鳴らせません。
なので、最近はそんな携帯野郎のサイドミラーに目がけてパッシングするテクを覚えました。
・赤信号で先頭に割込み/渋滞時に割込み
出ました、これはほぼ毎日起きる多大なるストレス源です。
もはやメキシコ人にとっては日常風景の一部でしかないと思いますが、律義に並んでいる後ろの人が遅れるのでどう考えても迷惑行為です。
そんなに先頭が好きなら、戦闘で対抗してやりましょうか?私の銭湯能力は69万です。
ちなみに、私の地元ではこの行為を「ずる込み」というのですが、ずっと全国共通語だと思っていたら東京・千葉のごく一部でしか使われないことに数年前知りました。
「使うZE!マジンガー」という方は、是非コメント欄にドシドシ書いてください。
(ほぼいないはずです)
・すれ違いざまにハイビームに切り替えやがる
これはあまりありませんが、単に喧嘩を売っているとしか思えません。
意味が分かりません。ていうか、普通逆だと思いますが。
余談ですが、ジムビームのCMのロ○ラさんは神がかって可愛いです。むしろ神です。
〈そんなときに使えるスペイン語〉
・一般ピーポー向け
Piiiiiiiiiiiiiiii.
プーーーーーー。(クラクションの音)
・異常ピーポー向け
Bruuuuuuuu.
ぱおおおおおおおん。(象の声)
→これならさすがのメキシコ人たちもおののきもののけ20世紀ですネ!!
最期に
このように、地味にストレスが段々たまっていって、私達の体をむしばんでいきます。
このままだと健康に悪いので、対処法はこれに尽きます。
気にするな(別名:吐くな、またた)。
とは言っても、メキシコ在住9年の私でも無理なので、大多数の大和民族の方々でも厳しいと思います。
ここで、パラダイス銀河パラダイム転換をしましょう。
日本では、上司や先輩の理不尽かつ非人道的な言動に、一日中耐えなければなりません。
一方で、メキシコでのこういったストレスは、多くても一日に数回程度です。
つまり、33-4でメキシコの圧倒的勝利という結果に終わりました。(しかも7回コールド)
最終ケツ論:メキシコ万歳。
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがPO!ございました。
*1:ただし、ザイアソ師との決定的な違いは、メキシコ人は相手に面と向かって言わずにこそこそやる点です。