リュウのメキシコ素意や!ブログ(仮)

メキシコ在住12年のシュールレアリズム系大和民族リュウが、主にメキシコ・スペイン語(語学全般)・治安・役立つ生活情報などについて語りながらわっしょいお祭り気分で大失笑。世界危険な都市ランキング堂々5位グアナファト州イラプアト市在住武闘派通訳者。

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【訳したら大炎上】スペイン語に訳せない日本語その2【動物の鳴き声もあるよ】

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今回は、訳せない日本語第2弾です。
↓第1弾も是非参考にしてみてください。

ryumexicospanish.info

 今回は

「スペイン語に訳せなくて脳みそ散った」

というあなたの頭を再構築するための記事です。

ついでに色んな動物の鳴き声が出てくるほのぼのした回となっております。

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うまく訳せずに悩んで頭がそーれそれそれ血祭だーになってしまった女性。

 

 

数字+台

例えば「20番台」は「números del 20 al 29」(20番から29番の間)でおkです。
「8秒台」などは次のように言うしかありません。
 
・私は100メートルを8秒台で走れます。
=Puedo correr 100 metros en un tiempo entre 8 y 8.99 segundos.
Tardo entre 8 y 8.99 segundos en correr 100 metros.
 
ただ無理やり感があるので、一番自然なのは
Puedo correr 100 metros en menos de 9 segundos pero no en menos de 8.
(100メートルを9秒未満で走れますが、8秒未満はむりぽ。)
だと思います。(反論大歓迎)
→いや、ボルト超えてるじゃねいか。
 
実は英語では、
「I can run 100 meters in a 8 second range.」 
とすっきり言えるそうですが、 スペイン語ではそうもいかないようです。
ちなみに年齢の場合は言えます。
 
20代 veinteañero(a)
30代 treintañero(a) / treintón(a)
40代 cuarentón(a)
50代 cincuentón(a)
60代 sesentón(a)
70代 setentón(a)
 
「〜年代」も言えます。
60年代 los años sesenta
70年代 los años setenta
80年代 los años ochenta
90年代 los años noventa
 

何番目

英語でもそうですが、これは文法構造上言えません。
なので、同じニュアンスの文章にねじまげるしかありません。
 
例:
TAKUYAは社内で何番目に憂鬱ですか?
-6番目です。
と言う文なら、以下のように変換してみましょう。
¿Cuántos empleados son los que están más deprimidos que TAKUYA en la empresa?
-Cinco.
TAKUYAよりも憂鬱な人は社内に何人いますか。
-5人です(要するに6番目のユ・ウ・ウ・ツby唯一無二のスーパースタージュリ●)
 
もう1パターンいきましょう。
カリアゲ電話ロケット野郎は世界で何番目にファンタスチックですか?
・・・9314番目です。
これもスペイン語では言えないので、次のように変換しましょう。
¿En qué lugar está Kim Jong-piiiii en el ranking de los hombres más fantásticos del mundo?
(兄暗殺肉眼鏡は世界の最もファンタスチックな男ランキングのどの地位にいますか?)
・・・(9314番目の場所です)

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ファンタスチポな方。
 

門限

英語で言うところの「curfew」ですが、スペイン語では一言では言えません。
「hora límite de llegada」という無理やり言えなくもないですが、わざわざそういう言い方はしません。
言うとするなら、
Tengo que regresar a casa antes de las 6 de la tarde.
午後6時までに帰らないといけません。
 
みたいに言います。 *1
 
先日の糞スベリトゥウィートをご紹介します。

 

擬音語/擬態語

日本語では「ぐわっ」「ぱこっ」「どぴゅ〇」などの音を真似た言葉がドバーーーッと使われますが、
スペイン語では(多分他のヨーロッパ言語も)ほとんど使われないのでしょぼーん(´・ω・`)
そこで、数少ないスペイン語で日常的に使われる擬音語と、動物の鳴き声をご紹介するので、ねっちょりお楽しみください。
※人によって言い方は多少変わりますが、多数派が使うと思われるものをぐびぐびっとピックアップいたしましたブーーーーー。(反省はしています)

・Pum

衝撃音を言いたい時は、大抵これです。
日本語でいうところの「ばーん」、「ぱーん」「どすん」「どーん」「ずどーん」「どかっ」「どっかんばとる」などに相当します。
これらの日本語の擬音語はそれぞれ違いますが、スペイン語ではどびゅっとどばっと一まとめにされます。
※瀬戸弘●さんではありません。

・Zas

これも「Pum」と同じように衝撃音に使われますが、音が鳴らなくても突然何かが起こる時にもひょっこり使われます。
「刺す!」みたいな音が実際は鳴るわけではないので、これは擬態語ってことにしておきましょう。
例:
Cuando estaba haciendo aquella cosa con él en el almacén, y ¡zas!, de repente se apagó la luz.
彼と倉庫であんなことをしていたら、いきなりパッと電気が切れた。

・Piiiii

日本人が「プーーー」「高木ブーーーー」などと表現するクラクションは、スペイン語話者は「ぴーーー」と言います。
「トゥーーー」などと言う人もいるっぽいですが、少数派だと思います。上原チョーー〇ー。

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つまりこういうことです。
 
また、ほとんどの場合、多くの人が口笛や舌を使って音を表現します。
むしろ、擬音語の少なさはそれで補われている感がします。*2
 

〈動物の声尻ーズ!!〉

以下、動物の鳴き声(音)のスペイン語版です。 
 

・Guau 

 =ワン(イッヌの声)
 

・Ron ron / Miau 

 =ごろごろ/にゃー(猫様の高貴なお声)
 

・Pío pío 

=ピヨピヨ(ひよこ)
→奇跡の一致。
 
使用例:
Pío pío pío pío.
-Ya basta porque me estás distrayendo, TAKUYA.
ピヨピヨピヨピヨ。
-気が散るからいい加減にしなさい、TAKUYA。
 

・Cri-cri

=コオロギの鳴き声
→ちなみに、虫の鳴き声が聞こえるのは世界で日本人とポリネシア人だけだそうです(おソース)。
ん?じゃあこの「Cri-cri」というのは何なんでしょう?
教えてください、メンタリ●トDai●oさん。
 

・Caclop caclop 

パカラッパカラッ(馬が走る音)
→まあわからんでもないです。
 

・Oink oink

ぶー/ぶひっ/非でぶっ(豚の声)
→英語と全く同じなので、パクったのでしょうか?
ちなみに、ブーイングの声は「buuuuuu」です。
 

・Coui coui 

=うさぎの声
そもそもウサギって鳴くんでしょうか?声帯ないそうですが??
 

・Bzzzzzz 

=ぶーん(蚊やハエが飛ぶ不快な音)
→発音は「ズーーーー」です。
 

・Uh uh ah ah 

=うっきー/きー(猿の声)
→ゑ?

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チア(=元気づける)が逆に悲しそうな件。

Bruuuu

=ぱおーん(ゾウのおたけび)
→いや、そう聞こえたことないっすNICE。
 
例:
Bruuuuuuuuuuu.
-Qué bueno que te guste este pasto, TAKUYA.
ぱおおおおおおん。(もしくはグララアガア)
ーこの草を気に入ったみたいで良かったよ、TAKUYA。
→TAKUYAさん、ついに霊長類の域を飛び出していかれたようです。
彼の動物園での第二の像生に期待したいと思います。
 

・Cucurrucucú

=ぽっぽぽぽぽぽぽーーっぽーーー鼠先輩(鳩の声)
 

・Quiquiriquí

=こけこっこー(ニワトリ)
 
はい、ワソワソニャソニャソピヨピヨ以外は日本語とは完膚なきまでに違いますね。
なんでこんなに違うんでしょう?
教えてください、メンタリ●トDai●oさん。

ケツ論

日本語の擬音語擬態語は大変豊か。
ところがどっこいどすこい白鵬(引退)、スペイン語には「(声帯のないはずの)うさぎの鳴き声」が存在する。
 
これらのスペイン語の擬音語を使ったほうがいいですが、日本語風に「わーーーっ」とか「ぽろん」とか言ってもある程度大丈夫です。
理解はしてくれるし、結局個性は大事だと思います。
 
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。
 
↓ごろにゃんごろにゃん。
↓更なるルイージ記事

*1:メキシコでは「6時までに」を「hasta las seis」というと、「6時に帰る」と捉えられるので「antes de las seis」と言いましょう。「hasta」を「para」に変えても大体同じニュアンスです。ただし、スペインなどではこの3つは「~までに」で使われるはずです。

*2:例えば、グラマラスな女性の体を日本語では「ぼっきゅっぼん」みたいに言いますが、スペイン語ではそれは表現できないので口笛を吹きながら両手でボデーラインを描く変態という名の紳士男性はよく見かけます。

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