この記事は
メキシコ人に大爆笑ギャグをかましたのに、無反応ですた。彼らが何で喜ぶのかわからNAINAIシックスティーン。まいまいまい発芽米。
というあなた向けです。
こんにちは。
先日誕生日だったのですが、祝ってくれる人も皆無なので近所のピザ屋で巨大なピザを買い、一人で全部食らった孤高の類人猿、リュウです。8888888。
さて今回は上記のような、80年代アイドル歌謡をこよなく愛するあなたのための記事です。(そんなことはない)
結論ですが、大きなカルチャーショックがあるので、日本人が愛するダジャレや言い間違い、シュールな笑いはまず通じません。
言ったとしても、大抵の場合すぐに訂正されるか無視されます。
(これほどまでに悲痛なことは、ロック〇ンでE缶を使った瞬間にボスを倒すこと以外にありません。)
いくらお笑いを愛し、お笑いにふられた漢~~~~!!!!を自称するサンシャインリュウでも、渾身のギャグがすべるのは大変寂しいものです。
というわけで本記事では、「彼らの笑いのツボは何なのか」を中心に、メキシコ人が大喜びする話題についてメキシコ歴9年超の漢が伝授致します。
①アクシデント系動画
これは何かと言いますと、
- 人が派手にすってんころりんする動画
- 何かが人に当たってナイスなリアクションをする動画
- 通行人に水や粉やスプレーなどをいきなりかける極悪非道のドッキリ
などのことです。
メキシコ人は集まると、たいていこの手の映像の総集編を探してうきゃうきゃ騒ぎます。うきゃうきゃの夏希望。
まあ、私は他人の不幸を喜ぶような類人猿ではないので、メキシコ人とこの手の動画を観る際はとりあえず最低限の愛想笑いをします。
②お下品なお言葉/悪口/陰口
散々このブログでネタにしていますが、メキシコ人は老若男女問わず、基本的に全員口が悪いです。
特に若者の友人同士の会話では、3秒に1回くらい汚い言葉が会話に散りばめられます。
そして、彼らが爆笑する場合はほぼ確実にお下劣大百科が発動しています。
また、「albur」と呼ばれる、ある言葉に二重の意味をもたせ性的な意味を匂わせるテクも非常によく使われます。
※例をネット上で探していたら、面白いalburを見つけてしまったのでご紹介します。
以下のわけのわからん単語は、「卑猥に聞こえる日本人の名前」として扱われています。(これを参考にしてやったり)
Teyeno Tuoyo (テイェノ・トゥオヨ)
親切な解説:
このわけのわからない人名(?)をよく見ると、
「Te lleno tu hoyo」(僕は君の穴を埋める→君をぴいいいいいいする)
と見えなくもありません。
そして何より、日本人の名前に聞こえるから余計に面白いようです。
・・・意味はまあさておき、
- こんな名前存在しない
- 「イェ」「トゥ」の音は日本語にない
- そもそも面白くない
というNAINAI三拍子揃い踏みじゃまいか!
Theソネソ~~~~~!!!!!!!!!!
ちなみに、この国のコメディアンの話を聞いたことがあるのですが、それはもう聞けたもんではありませんでした。
コメディアンと言っても、日本のように二人で漫才をやる習慣はなく、R1のような一人漫才(漫談?)です。
何を語るのかというと、お下品なお言葉をふんだんに使いながら、ひたすら誰かのことを馬鹿にし続けるという、有限実行有吉○行さんもビックリのもはやただの雑音でした。
ところがどすとえふすきー、一緒にいたメキシコ人は大爆笑の嵐の中で笑い転げておりました。
(しかも彼らはメキシコではなかなかレアな部類の、そんなに下品な話し方をしない人たちでした)
彼らの脳構造を見てみたいものですが、笑いのツボは文化によって異なるんだと痛感しました。
ただ、まともなコメディアンもいるのかもしれないので、詳しい方はぜひ教えて下さい。
↑参考
この方は日系アメリカ人のミュージシャンで、英語と日本語を完璧に話しますが、アメリカより日本の笑いのほうがレベルが高いとおっしゃっています。
話を聞く限り、メキシコもアメリカと大した差はないと思います。
③Meme
これも、メキシコ人の大好物です。
何かと言うと、一枚(2枚以上の場合もあり)の写真に対して何かひねったセリフを挿入する、という代物です。
(多くの場合がシーモネイター)
一昔前に流行っていた、「ぼけて」を廉価版ような感じです。
メキシコ人は、暇さえ見つければずーーーっとフェイスブックのをウォールをひたすらスクロールして時間を無駄にするのですが、一番のお目当ては面白いmemeです。
説明だけだとわかりづらいので例を1つあげたいのですが、著作権的にあれなのでこっそりとやります。
天下無敵・唯一神グーグル様に怒られたら消します。(チクるのはやめて止めてやめて止めてやめて~)
はい、これはパンデミック下の人々の心情をうまく扱い、かつオゲレツでなくクリーンなため、まずまずの佳作と言えるでしょう(何様)
↓詳細(寒すぎにつき凍死注意!)
④誰かのモノマネ
これは、日本でもそうですがおそらく世界レベルでうけます。
有名人でも、共通の知り合いでも何でもありです。
ここで、せっかくなので私の十八番で日本で爆笑をかっさらっていたモノマネを披露したいと思います。
麒麟です。
はい、大爆笑。どっかんどっかんばとる。
番外編
笑いではありませんが、メキシコ人が大喜びする話題を2つほどご紹介します。
1.サッカー
基本的に、みんなさか豚サッカー大好きです。
この国はオリンピックでは毎回獲得メダル数は数個と、スポーツは全体的に力を入れていない(やる気がない?)感があるのですが、
サッカーだけは2012年に金メダルを取ったほど活発です。
数年前にメキシコ人が日本代表の監督になったことも、記憶に新しいですね。
その後八百長疑惑で一瞬で首になったのは内緒。
メキシコリーグにはあのケイスケ・ホン◯師がプレーしにやってきたりと、レベルは高いです。多分。
まあ、私は完膚なきまでの野球派なので、全然知りませんが。
2.お金の話
結局、メキシコ人が一番喜ぶ話題はこれに尽きます。
国民の大多数が貧困層というお国柄も相まって、OH!金に対する執着はすごいです。
日本ではタブーとされると思いますが、人に月収をずけずけと聞く光景もよくあります。
(年収ではなく月収。さらに給料水準の低い層の人たちは「週収」を尋ねます)
ただ、この国では金持ちは襲撃の対象になるので、うかつに自分の収入額は言わないほうが懸命です。
↓メキシコ人の収入について
ケツ論
メキシコ人が爆笑することは、
- 下品なこと
- 悪口
- オーバーリアクション
- 筋が通っていてなんか面白いもの
- ものまね
です。はりきってどうぞ。
なお、日本人が下品なスペイン語単語を元気いっぱいに言えば、訛りも相まって大変ウケがいいです。
が、マヂカルラブリー正統派ではまったくないので、無難に誰かのモノマネに甘んじることが一番手っ取り早いと思います。
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。
↓こんなんもあります