結論は「いいえ」です。異常以上!!
長い間ご製塩声援ありがとうございました。
リュウ先生の次怪作にご期待ください!
※この記事は私が超絶怒涛の語学ヲタとして、今まで英語・中国語・アラビア語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語をかじってきたこと、及び約9年間(2020年8月現在)の海外経験を踏まえた上での見解です。
異論はどしどし受け付けまっするボデー芳賀。
巷でよく、
スペイン語は簡単。むしろ感嘆。
結局総合ナンバーワンは室伏広治様。ケイン濃過ぎ氏以上!
という意見を見ますが、
そもそも、日本人にとって簡単な言語はありません。
なぜなら、日本語は言語学的に孤立した言語だからです。
おおよそ「簡単な言語=自分の母国語に近い言語」が成り立つので、日本人がどんな外国語を勉強しようとしても理論上は難しいのです。
(漢字が使われる中国語は他の言語と比べると簡単ですが、文法的には全く別の言語です。朝鮮語も文法と語彙は似ていますが、やはり別の言語です。)
更なる細分化に成功した目次(小3レベル)
難易度を評価する要素
スペイン語の難易度を検証するのに、次の3つ(+1)の要素で攻めていこうと思います。
①発音
相手に通じないと全く意味がないからです。
幸いスペイン語は、日本語と結構発音が似ています。
色々な違いは確かにありますが、母音(aiueo)に関して言えば「u」以外大体同じで、この5つしかないのがこの言語の一番親切(?)な点です。(日本人にとって)*1
なので、日本人がスペイン語の知識ゼロの状態でも、適当にカタカナ読みすれば結構通じてしまうのです。
かたや、英語やフランス語などほとんどの外国語は日本語にない発音が多いので、カタカナ的に適当に読んだとしてもなかなか通じません。
発音が難しい言語は、発音がうまくできないとネイティブに伝わらない為、大変憂鬱になりテンションだだ下がりになります。
スペイン語ではそれがほぼないので、初心者の方でもお手軽に勉強できます(営業か)。
よって、スペイン語の発音は
星、2つです!!!!(マチャアキ師風、5つを満点にしました)
②文法
文法に関してですが、みんな大好き英語と比べると、複雑と言わざるを得ません。
次の点がチョナンカン超難関だと思います。
- 形容詞の性数変化
- 多岐にわたる動詞の活用
- 動詞の接続法
この3つは英語には存在せず(厳密にいえば接続法っぽいのはあるが、原形だから簡単)、スペイン語の文法は習得するのに時間がかかります。
ただ、ヨーロッパ言語は英語以外ほぼ全てこれらの点が当てはまり、ロシア語などは名詞に「男性」「女性」以外に「中性」(美輪明〇氏的な)があるので、西語は最高難度チョナンカンとは言えないでしょう。皿ん屁よ~~~。
その意味では、逆に英語が異常に簡略化されている、というほうが正しいかもしれません。
よって文法は、
星、4つです!!!
③ライティング
さて、炎上覚悟で言いたいと思います。(閲覧者ゼロなので炎上知らず☆)
スペイン語のライティングは、類人猿でもできます。
というか、多分世界一簡単です。
その理由は次の3点です。
- 文字が世界認知度ナンバーワンのラテン文字
- ほぼ発音通りの表記法
- 「Ñ」以外、わけのわからん記号一切ナシ
何千という漢字を使う私達大和民族にしてみれば屁でもありません。
せいぜい「h」を付けるのか付けないのか、「s」「c」「z」の使い分け、アクセント符号の法則を覚えればいい程度です(ネイティブはほぼ全員できないのは内緒)。
というわけでライティングは、
星、ゼロ個です!!!
(番外)その他
以上の3点以外で、スペイン語の厄介なポイントが1つあります。
それは、
「話される国が多いため、地域によって発音や語彙の違いが大きい」
点です。
これは、もはや方言レベルを超えています。*2
スペイン語を話す時は、相手がどこの出身かを考慮しないと話が通じなくなります。
また、地域差をコンギョ考慮しなくても、ただでさえ多義語(一つの単語に意味がいっぱいある)が腐るほどあります。
これがスペイン語で、文法以外で難しい点です。
〈余談〉みんな自分の言語が難しいと思っている件
ケツ論前の余談として、興味深い話があります。
メキシコ人の大多数は、なんとスペイン語は世界一難解な言語だと思っています。
(メキシコ人によくそう言われます)
メキシコ人だけでなく、全世界の人が自分の言語が地球上で最も難しいと思う傾向があるそうです。
上で述べた点を踏まえると、どう考えてもスペイン語は別の言語と比べると習得の難易度は低いかも知れません。
知りませんが、もしどの言語も話さない宇宙人的な生命体に色んな言語を学ばせるなら、スペイン語を一番難しいと思う者はほぼ皆無だと思います。
「井の中の蛙千代大海を知らず」とは、まさしくこのことだと言えそうです。
〈余興〉各国語の難易度(私の独断と偏見による)
せっかくなので、私が勉強したことのある言語を、独断と偏見で難易度を勝手につけるという暴挙を行いまーす。
いくつかの言語はあまり精通していない上に、私は言語学者でもないので異論はあるはずですが、お許しチョソマゲ下さい。
発音 | 文法 | ライティング | |
---|---|---|---|
英語 | ☆★★★★ | ☆☆☆☆★ | ☆☆★★★ |
スペイン語 | ☆☆☆★★ | ☆★★★★ | ☆☆☆☆☆ |
ポルトガル語 | ☆☆★★★ | ☆★★★★ | ☆☆☆★★ |
フランス語 | ★★★★★ | ☆★★★★ | ☆☆★★★ |
中国語 | ☆★★★★ | ☆☆☆☆★ | ☆☆☆★★ |
アラビア語 | ☆☆★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
ということで、
第一回輝く!リュウ的世界最高チョナンカン言語大賞(通称チョナ大)は・・・・・・
アラビア語に決定いたしました!!!!
8888888888。
アズ民「受賞おめでとうございます。今の率直なお気持ちを教えろ下さい」
アラビア語「أنا الله أنت خنزير حقير」
※なお、特別功労賞は協和語に贈られます。((使用例「あなた心臓ないあるよ」(=あなたは心臓がありません)))
真面目社長な結論
まとめると、こういうことです。
- 日本人にとって簡単な外国語はない
- スペイン語は他の言語と比べると取っ付きやすい
- コンギョは名曲
ということなので、皆さんもスペイン語を始めてみてはどうでしょうか。
近年ではスペイン語は英語、中国語に続いて需要があるというのを聞いたことがあります。
習得すれば、仕事にも困らない、ラテン美女(イケメン)を取得できるなど、メリットしかありません。
さあ、今すぐお電話を!!!(洗脳完了)
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。