この記事は
仕事でメキシコ人(スペイン語話者)と英語で会話するが、わけわからないっちゃ。そのストレスを発散するのに、毎日妹に三角絞めをかけてるっちゃ。
というあんまりソワソワしないあなた向けです。
こんにちは。
上のような三角絞め地獄に陥ってしまったあなた(日本国民の93.1%)、今日でもうその負のスパイラルに終止符を打って差し上げましょう。
まず、メキシコ人の英語をマスタアするには、彼らの母語であるスペイン語を知っておく必要があるのですが、
それは面倒であるというあなたのために彼らの英語の法則をつらつらと書きました。
日本人からすると理解できないものもたくさん出てきますが、以下のように発音していても関節技はかけずにデコピンで笑って許して♪あげましょう。あの頃はー。ハッ。
※ちなみに、メキシコ人はほぼ全員英語は話せません。
今回は、数少ないエリートの英語話者の英語にケチつけるを取り上げるものです。
↓詳しくはコチラちらちらチラリズム光代。
〈前ガッキー〉 祝血痕
・私が実際によく聞くものを集めました。
・私の経験上、以下のような発音の仕方は100人中98人します。(もちろん英語の先生を含めて)
①発音方法がスペイン語につられる
これはうんざりするほどあります。
・「Y」と「J」の混同
yellow→ジェロウ
yes→ジェス
※これに関しては「イェ」と言えないのではなく、スペイン語は「イェ」と「ジェ」を区別しないというのが正解です。つまり「yes」は同一人物でも「ジェス」と言ったり「イェス」と言ったりします。
・「Z」を「S」で発音
つまり、「ザ」を「サ」と言います。
zoo→スー
AstraZeneca→アストゥラセネカ
※なお、スペイン人は「Z」を英語の「TH」に近い発音をします。
・「TH」を「T」で発音
three→チュリー
〈参考〉tree→チュリー(この二つは全く同じ発音をします)
・「RR」を巻き舌で言う
sorry→ソウrrリー
・「SH」を「CH」と混同マチャ彦
machine→マチーン
Chicago→チカーゴ
show→チョウ
Toyotomi Hideyoshi→トジョトーミ イデジョーチ
・「V」と「B」の混同
Sexual violet No. 1→セクシュアルバイオレットゥノンベルワン
・シュワー(あいまい母音)をがっつり発音
seven→セベン
open→オウペン
※個人的には、これが一番ダサいと思います。この前、ラジオで英会話学校の宣伝が流れていて、「Open houseやってまーーす」と謳っていたのですが、がっつり「オウペンハウス」と連呼していて先が思いやられました。セベンーセベンーセベンーセベンーセベン!セベン!セベン!
・Dの意思を受け継ぐ
「D」を「TH」のように舌を少し噛んで発音しますモンキー。
dead→「death」みたいに発音
なお、「death」は例によって「デットゥ」みたいに言います。
例の「世界平和」に不可欠な例のノートはデットゥノウトゥと言っています。
・「er」を「エル」と発音
teacher→ティーチェル
※なぜか「テアチェル」とは言いません。この何とも言えない中途半端はやめて~。
・語頭の単独の「S」に「エ」を勝手に追加
step→エステップ
station→エステイション
Starbucks→エスタルブックス
→スペイン語では語頭の単独のS(子音のみ)で始まる単語は存在しないので、「エ」なしでは基本的に発音できません。余談ですが、以前メキシコ人に日本語を教えていた時に、生徒たちが「好きです」と言えずに「え好きです」と言っていました。いくら正しても直りませんでした。多分、よっぽど絵が好きなんでしょう。ゑゑ。
・「æ」(AとEの中間の音)を「A」で発音
cat→カットゥ
・長母音を伸ばして言えない
bluetooth→ブルトゥットゥ
※これを応用すると、O-ドリーの春Gさんの大爆笑ネタ「トゥース」は「トゥットゥ」になるはずです。
・総じてローマ字読みしてしまうパターン
audio→アウディオ
culture→クルトゥル
→これも「クルトゥレ」とはなぜか言いません。しっかり最後までやりきってほしいものです。
余談ですが、日本食屋でコークハイ(Coke high)を頼むと、「コケハイ」と言って持ってきます。ちょっとかわいいので許す。
②スペイン語につられた文法ミス
・must to
正解は「must」のみ
似たような意味の「have to」につられているか、
もしくはスペイン語の「deber de」のdeの影響下は定かではありません。
・people is
→性快正解は言わずもがな「people are」です。
スペイン語では「La gente es」と単数形で言うので、多分混同マチャっています。
信じられないかも知れませんが、英語の先生を含めて「people are」と言うメキシコ人にはいまだかつて遭ったことがありません。
→つまり、国全体が間違ってて大草原。
・主語をがっつり省略
スペイン語では主語なしで言うことがほとんどですのうとぅ。
例:
Am the God of the new world. Die, everyone. Justice!!!!!!
=(僕は)新世界の神です。みんなタヒね。ジャスティス!!!!
・曜日の「on」を省略
例:
×I`ll shit Monday.
〇I`ll shit on Monday.
=私は月曜日にピーピーピーーーーーする予定です。
→なぜだか知りませんが、2時50糞にするのでしょう。
なお、この手の間違い(前置詞関連)はO谷翔平選手のファンの数ほどたくさんあるので、今回は取り上げられません。とぅいま店〜。
③スペイン語話者には同じに聞こえる英単語尻ーーーーーーーーず
を開催いたします。
どれもこれも、我々日本人にはあんことウソ〇並みに全くの別物に聞こえますが、
母語が違えば脳も違うという神秘的現象をお楽しみください。
※なお、この動画を参考にさせていただきました。
メキシコで育ったアメリカ人妻が、ゴリゴリのメキシコ人夫を相手に出題しています。
- 「sheep」VS「cheap」
- 「us」VS「as」
- 「face」VS「phase」
- 「this」VS「these」
- 「beach」VS「bitch」
- 「eyes」VS「ice」
- 「fill」VS「feel」
- 「shut」VS「shot」
- 「bad」VS「bed」
さあ、一つだけ(shutのやつ)微妙なのがありましたが、みんなで声高らかに叫びましょう。
まったく違う音じゃねいか。
④ケツ論
結論は次の通りです。
- まったく違う音じゃねいか。座拳蛇寧夜。
- マシソンじゃねいか。
- 母語によって発音の不得意分野が決まるので、馬鹿にするのはやめましょう。
- 相互理解が平和への第一歩です。
- 三歩進んで二歩さがる~
というわけで、メキシコ人(スペイン語ネイティブ)がわけのわからん英語の発音をしていても、突っ込むことはせずにちゃんと理解してあげましょう。
ちなみに、日本人の英語(スペイン語も含むすべての外国語)を馬鹿にする奴らは、某元大統領を含めて世の中にたくさんいます。
そんな低レベルな人間は相手にせずに、笑って許すことが一番大事です。
そう、負けない事投げ出さない事逃げ出さない事以下略よりも。
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうありがとうごさいました。