リュウのメキシコ素意や!ブログ(仮)

メキシコ在住9年の大和民族リュウ(REIWAのスベリ王)が、主にメキシコ・スペイン語(語学全般)・治安について語りながらやらかしています。世界危険な都市ランキング堂々4位イラプアト市在住武闘派通訳者。銭湯能力約69万。

スペイン語ネイティブが絶対発音できないないシックスティーンな日本語

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こんにちは、いわゆる江戸川の逃犬です。
 
さて、皆さんも一人残らず、
スペイン語ネイティブが自分の名前を間違って発音するので、腹いせに目に入ったヤフコメ全てにバッドボタン押してやった」
という経験がおありかと存じます。
今回は、そんなあなたの悩みの種を根本から解決する記事です。
そもそも人間の脳は、基本的に母国語にない音は聞こえない、発音できない風にできています。(まあ私はゴリラなので知りませんが)
当然、努力することによってそれは改善するものですが、スペイン語ネイティブの方々は特に、この改善作業が大変苦手です。
努力の仕方を知らない、というのが主な原因かと思いますが、彼らは少し常軌を逸しているのでネタにしてやりました。
人類の脳の神秘を実感しながら、皆さんの悩みの解決のお役に立てれば幸いです。
 
※私はかつてメキシコで日本語講師を3年ほどしていましたが、この記事で扱うミスを克服できた人は0名(このブログの閲覧者数に等しい)でした。
日本語を話すメキシコ人通訳でもこれらの発音はできないので、タイトルのように「絶対無理」と断言しても過言ではないでしょう。
 

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リュウがかつて日本語を教えていたどうしようもない学校。

 

①「ヤ行」と「ジャ行」の区別

スペイン語をかじったことのある方には常識ですが、彼らの脳にはこの2つは全く同じ音として処理されます。
理由は単純明快で、スペイン語がそういう言語だからです。
日本語のクラスをしていた時によく生徒に「44」の発音を強要していましたが、
ほぼ全員が「よんゆうよん」「じょんじゅうじょん」と発音しました。
たまにできる人がいても、ゆっくり間を空けて言うか、それぞれの発音の仕方に全身全霊をかけて脳みそフル稼働で言わないと無理です。
 
つまり、こうなります。
代々木→じょじょぎ
ですよDE・SU・YO!→ですじょで・す・徐!
 
 

②ザ行

スペイン語の「z」は、スペインでは英語で言う「th」の音、中南米では「s」と同じ音で発音します。
つまり、日本語や英語の「z」の音はないのでできません。
練習すれば出来そうな気がしますが、そんな奇跡人類には会ったことありません。
 
聞いてください。メヒ公で、「キ〇シのズンドコ節」(私はドリフ派ですが、敢えて)
張り切ってどうぞ!
メヒ公「すん♪すんすんすん何処?キヨチ~♪」
 
 

③「し」と「ち」(「シャ行」と「チャ行」)、「す」「ず」「つ」の区別

上で若干ネタバレしましたが、「し」と言おうとして「ち」と言う、「つ」と言うつもりが「す」になったりします。*1
スペイン語には「し」「ず」「つ」という音は存在しません。
 
ここで、問題です。
以下のスペイン語話者のセリフを解読してください(性快は脚注でーす)。
「すちすちすち表情にっこりこんじゃは砂銀で血ぃ吸うじょ!!」*2
 
 

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ここのすち屋は日本一♪

④小さいやゆよ(拗音)

これは「きゃ」「ぴょ」「びゅ」などのことです。
言えないので「きあ」「ぴお」「びう」と言います。練習すればかーんたんに言える気もしますが 
スペイン語で東京が勝手に「Tokio」と書かれるのはこれが理由です。空を飛ぶ。
※「ちょ」や「にぇ」などはスペイン語にある音(cho, ñe)なので、バリバリ言えます最強ナンバーワン。
 
 

⑤小さい「つ」(促音)と長母音

谷川俊太郎氏の詩で「河童」(河童かっぱらった…というあれ)という作品がありますが、それを読ませるともれなく
かぱかぱらたかぱらぱ・・・ぱらっぱらっぱー河合
もしくは
かっっっぱかっっっっぱらっっ……たか…………
の2通りになります。
ちなみに、長母音と超ボイ○は別物なので、悪しからず。
この理由はちょとマニ悪なので「きあくちゅ」にがんばて書きました。*3

 

⑥平坦なアクセント

これが一番の難関かもしれません。

何かと言いますと、

「草原」「変態」「モロ出し」「セクハラ」

のように、 イントネーションが「_ ̄ ̄ ̄ ̄」のやつのことです。

下の脚注にちょろっと書いた通り、スペイン語は強弱アクセントのため、単語のどこかを強く読まないと気が済みません

よって、これらの単語は大多数が

ーゲン」「ヘンーイ」「モローチ」「セクーラ」(赤字にアクセント)

などと読みます。

この件は、やれと言われればできる人もいますが、できない人は何千回やってもできません。

 

 

纏めの中の纏め

これらを踏まえると、スペイン語ネイティブには次のような言葉が同じに聞こえます。

(これらは全て私が日本語を教えていた頃に、生徒に実際に言われたものです。)

・「おじさん」と「おじいさん」

・「証拠」と「チョコ」

・「残心」と「サンチン」(空手用語でゴメソなさい)

・「授業」と「遊戯王」

これらは、日本人にとってはまっっっったくの別物ですが、上の法則に当てはめれば同じ音になります。

 

結論:細かい点を挙げるとまだまだありますが、ここら辺にしておきましょう。

つまり彼らは、日本語発音できません。

本当にありがとうございました。

というと彼らの名誉が傷つくので、フォローとして一応言っておきますが、多くの日本人も外国語の発音は苦手です。

有名どころでいくと、日本人で「ra」と「la」の区別ができる人は少数派です。

お互い様なので、いくら自分の名前の発音を間違って言われたとしても、左へ受け流しましょう。

人を馬鹿にして生まれるものは、憎しみのみです。相互理解が世界を救う。(名言及び迷言)

 

 

ryumexicospanish.info

 

 

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フォロワー数約0人という歴史的快挙\(^o^)/(史上931人目)

*1:どうでもいいのですが、私の父は江戸弁の名残で「ひ」を「し」と発音します。

*2:寿司寿司寿司。今夜はザギンでシースーよ!! 瞬間的にこの答えがわかったあなたは、知能指数169以上です。

*3:スペイン語は強弱アクセントの言語(全ての単語に強弱があり、アクセントのあるところは強く長く読む)に対し、日本語はピッチアクセント(各音節が同じ長さで発音)です。スペイン語では音節を長くしても意味は変わらない上、小さい「つ」のように一音節が全くの無音というのは、彼らにとっては未知の世界です。それをいきなりやれと言われても、できなくて困ってしまってぶりぶりぶり、ぶりぶりぶり、ぶりぶり左ヱ門。

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