この記事は
「私は天才なのでスペイン語を日本語から律儀に訳して話す秀才なのですが、度々ネイチブに嘲笑されます。唯一無二の鬼才に向かって失礼なため、この超人類にスペイン語では細分化される言葉をご教示しろ」
というあなた向けです。
こんにちは。
生まれてこの方一度も自宅の机(作業スペース)がすっきりした試しがないのですが、最近「知能の高い人ほど机がきたねい傾向がある」という耳寄りな情報を得て、カオスに拍車がかかり机がむしろつくねと化した漢リュウです。
さて今回は、全人類が待望しているわけでもないこの話題!!
間違えたら炎上必至!スペイン語だと細分化される日本語の日常単語6選!(コピペ)
88888888。
どういうことかと言いますと、あなたが何気なく使うその日本語を、そのままスペイン語に訳すとこの言語では意味が細かく分けられており、間違えたら通じないし恥をかくという話です。
結論から言いますと、この手の言葉は逆のスペイン語→日本語にした時のほうが圧倒的に多いと思いますので、そこまで神経質になる必要はないかも知れません。
ですが、やはり恥はかかないに越したことはありませんので、スペイン語圏で呼吸するあなたは是非おさえていきましょう。
①帽子
日本語では「頭にかぶるヘルメットか猫以外のもの」は「帽子」一言で大体片付けられますが、スペイン語だとその形状によって言葉が変わります。
主に次のように分類されます。
- つばつきの帽子:gorra
- つばなしの帽子:gorro
- 麦わら帽子みたいにつばが360度あるやつ:sombrero
- 御猫様:gato
- ひろし:dadasuberi gay!nin!
あら不思議、「帽子」をスペイン語にしたところ、5種類(おそらく気のせい)に増えたではあ〜りませんか。
これらを言い間違えてしまうと80〜427年後に4んでしまうかも知れませんので、要注意!
わかりやすくまとめました。
はい、こういうの続いていきますが、全部世紀末テストに出まーーーす。
②ひげ
英語でもそうですが、ヒゲと一言で言っても、あごひげなのか口ひげなのかで言葉が変わります。
- 口ひげ:bigote
- 顎ひげ:barba
※顎ひげを蓄えている人を「barbón」という形容詞で言えます。
例:
そのあごひげ野郎はお前の仲間ですか?
いいえ、それはウニです。寿司、あなたと二人。
¿Ese pinche barbón es tu camarada?
-No, es un erizo de mar. Sushi, somos dos contigo.
③マスク
これは想像に難くないと思いますが、プロレスリング のように顔全体を覆うバージョンと、某超絶凶悪流行り病 防止で全人類が愛する顔半分を覆うマスクで言い方が変わります。
- 顔全体:máscara
- 鼻と口を覆うやつ:mascarilla/ cubrebocas/ tapabocas/ たまにmáscara
- チッター買収富豪:Elon
「cubrebocas」はコロたんのパンデミックが始まってからできた新語らしいですが、メキシコでは一番よく使われる人気沸騰中☆の商品となっております。
※ちなみに、マスカラとは似て非なる全くの別物です。つまりガセビアの沼です。
マラカスはそのまんま「maracas」です秀夫。
使用例:
Ponte tu cubrebocas. (≒マスクしてネ!)
Acabo de tener un desgarre en el muslo. ¡Tráeme 9999 máscaras!
(≒たった今太ももが肉離れになりました。マスク(顔全体)9999枚持ってきて!)
・・・ううん、説明求む。(←作者ぽまいじゃねいか)
④いす
これは、背もたれのある普通のいすと、肘掛けのあるもの、腰掛けのような背もたれのない病院で診察を受ける時のタイプのもので言い方が違います。
- 普通のやつ:silla
- 肘掛けあり:sillón
- 腰掛け:banco
つまり、こういうことです。
さて、勘の鋭いあなたはお気づきでしょうが、「banco」は「銀行」の意味もあります。
座るベンチは「banco」とも「banca」とも言います。
やれ殺れ。
⑤バス
世界中のみんなをあんな所やこんな所に連れて行ってくれる、ドラゑもん的存在のバスですが、スペイン語ではいろんな言い方があります。
- 普通のバス:autobús
- 送迎バス:transporte
なんだ、簡単じゃねいか( ͡° ͜ʖ ͡°)というお声が0件ほど聞こえてまいりましたが、本番はここからです。
メキシコ人が言うバス:camión/ autobús
(ただしメキシコ以外では「camión」はトラックを指す)
スペイン人が言うバス:bus(発音はブス)
アルゼンチン辺りの人々が言うバス:colectivo
.......ううん、とってもバスガス爆発ブスバスガイド!!
↓この手の話をまとめてみた記事はコチラ!ドチラ!
⑥車
中であんなことやこんなこと、あんな夢こんな夢叶えてくれる全人類の希望の星こと車ですが、これもスペイン語ではなかなかカオス です。
- ほぼ全スペイン語圏で使われる「車」:coche
- 中南米人がよく言う「車」:carro
- 看板などちょっとフォーマルな言い方の「車」:auto
- 「自動車産業」みたいな話の時に言う「自動車」:automóvil
もうこういうのはさすがに面倒臭いので、私の権限により今日から「KURUMA」にしておきました。(U☆SO)
なおメキシコ人の日常会話の中では、大体の肌感覚ですが「carro」が5割くらい、「coche」が4割くらい、1割が「auto」だと思います。
→多分スペイン人は「coche」としか言わないかと存じます。
使用例:
Disculpe, pero este es mi carro. El hotel está ahí.
(≒すみませんが、これは私の車です。ホテルはあちらですよ。)
〜尾張に〜
この記事の最終結論は以下の通りです。
- 乗り物、カオス!
- 一番カオスなのは私の頭の中である
- 関係ない話ですが、子供の時に実家の近所に「ナコス(Nacos)」というスーパーがあり、スペイン語だと「無教養な奴ら」という意味なのでメキシコ人に言うと爆笑する
これだけ見るとややこしいかも知れませんが、全体的に見ると逆のスペイン語→日本語に細分化される言葉のほうがはるかに多いので、ご安心ください。
というわけで、「ちょ〜っと何言ってるかわからない」と思ったサンドウィッチウーマン富澤TAKE氏は、ブックマーク及びちゃんねー登録お願い申し上げます。
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。
↓今記事の逆バージョソ!