こんにちは。
ツイッターを約4か月使っているのに数日前にやっと「リプ」の意味を覚えた、見た目は縄文・中身は昭和の漢ことリュウです。
さて今回は、
メキシコ人って〇〇とか言う人多いけど、実現されてないし本当の意図がわからなくて僕は途方に暮れる。
というあなたのために、その理由などを文化的側面も込みで解説していきます。
なお、例文(誠に実用的)もお付けしましたので、スペイン語の上達にも役立つ優れモノという仕様になっております(しんあな)。
※メキシコ人がこよなく愛するお下品な表現は、地球史上最良の企業グー〇ル様的にアウトゥ(いわゆる三重殺)なので、自粛させていただきました。
※と言いながら、この記事(メキシコ独特のきたねい言葉臭)にある程度書いてあるので、よかったら参考にしてみてはいかがでしょうか。
※毎度の事ですが、当然使わない人も中にはいます。
- ①仕方ない=ni modo
- ②でも=pero
- ③すごい渋滞だった=Había mucho tráfico.
- ④今すぐ=ahorita
- ⑤会いたかった=Te extrañé.
- ⑥私の家はあなたの家です=Mi casa es tu casa.
- 結露んーーー!!!
①仕方ない=ni modo
出ました。メキシコ文化を象徴するフレーズです。
メキシコの方々は、少し厳しい状況になるとの魔法の言葉を巧みに使用し、全てを投げ出す傾向があります。
これは私の持論なのですが、投げ出すことは決して悪いことではありません。
むしろ、達成できそうにないものや才能のないことを続けるだけ時間の無駄です。
ただし、やれ爽快☆なことを面倒だからといって投げ出すのはよくないかと存じます。(TMレボリューショ●さん、ご再婚おめで㌧ございます)
皆さん、どう思います?
私は賛成です。私もー。オラもー。儂は反対JA。
(どうせ答えがないので自演乙☆膝蹴失神也)
例:
Señorita G: No se frena el calentamiento global por culpa de que usted está respirando.
Mexicano: Ni modo. Tú haz fotosíntesis.
Gさん:あなたが呼吸してるせいで、地球温暖化が止まりません。
メキシコ人:仕方ないだろ。おまいは光合成汁。
→〇レタさん、メキシコ人に瞬間的に論破されたようです。
せっかくなのでかつてのツヰートも載せておきます
(フォロワー様の数は四捨五入するとゼロ。)
メキシコ人がよく言うスペイン語その931
— リュウ@メキシコ在住10年目(スペイン語ネタで吹雪をおこす漢) (@ryu_mexicosoiya) 2020年8月26日
Ni modo=仕方ない
例:
Doctor, hace un año que mis manos están pegadas a la pared.
- Ni modo.
お医者さん、私の両手が壁にくっついて1年になります。
- どうしようもありません。😸
こうやってメキシコ人はすぐ諦めたがります。
②でも=pero
職場を中心によく使われる大人気フレーズです。
→あんまりぺろぺろ言うので、ぺろぺろキャンデーと呼んであげましょう。
つまり、言い訳をするときに使います。
そうでない人もいますが、一般的にメキシコ人は3度の飯(人によっては4度以上)より言い訳が大好きです。
そもそも、地球が3150721等分に砕け散っても「自分は正しい」と主張し続けるので、非を認めたり謝罪することはほぼありません。
この点については抱腹絶倒の面白エピソードが結構あるので、別記事にしたいと思いマッスル沢村(現ロッテ)。
ちなみに、「Es que ...」(だって...なんだもん)も同様にかなり使われます。
例:
Jefe pendejo: Oye, ¿acabaste tu tarea que hubieras terminado hasta ayer?
Esclavo: Sí pero me la comí hace un rato porque tenía hambre.
ゴミ上司:をい、昨日までに終わらせるはずだった宿題やったのか?
社畜:はい、でもお腹すいたのでさっき食べました。
③すごい渋滞だった=Había mucho tráfico.
これも②と似たジャンルですが、メキシコ人が遅刻してきたときの言い訳として高確率で炸裂します。
しかしながら、私自身がDIE遅刻魔なので許す!!!!! *1
数秒遅刻しただけで怒る日本人タヒねおっと心の声が漏れてしまいました。後藤ゴメス(横浜)なさい。
例:
Llegué 18 horas tarde porque había muchísimo tráfico. Aunque vivo en la casa de al lado.
渋滞がすごくて、18時間遅れました。まあ隣の家に住んでるけど。
→「muchísimo」は「mucho」の強調形です。
④今すぐ=ahorita
これも多方面からネタにされるほどの、メキシコ特有のフレーズです。
「ahora」(今)を更に強調した言い方ですが、「今すぐ」のはずなのに数時間ならまだましで、永久に来ないパターンも多々ございます。
ストップウォッチで10秒丁度で止める例のアレをメキシコ人にやらせれば、平均53.931秒をたたき出すでしょう(ギネス世界新記録)
例:
TAKUYA: Aquí tienes los 44 pesos que te debía.
Amigo: Te faltan 100000427 pesos.
TAKUYA: Como los tengo en mi casa ahorita te los traigo.
TAKUYA:お前に借りてた44ペソ、どぞー。
友:100000427ペソ足りねいんだが。
TAKUYA:家にあるから、今すぐもってくるZE。
→その後、彼の姿を見た者はいないという・・・。
ていうか、TAKUYAメキシコ人だったんかーーーい。
⑤会いたかった=Te extrañé.
→直訳は「あなたがいなくて寂しかった」ですが、どうせみんなAK●が好きかと思い意訳いたしました。
少し久しぶりにあった友人などに対し、なかなかの確率(読〇ジャ〇アンツ・小〇セージ選手が凡退する確率くらい)でこの台詞を言います。
さらに「¿Me extrañaste?」(私に会えなくて寂しかった?)という質問も日常的にありますが、
私は誰にも会いたくならない上に、寂しいという感情の欠如した究極の雪男野郎なので、これを言われるのは非常にだるいです。
かと言って「No」とも言えないので、嘘つきます。(嘘ではなくむしろ建前と呼びましょう)
例:
Mujer: Te extrañé, sí, a tiiiiiiiiiii.
R: Cállate, nugget frito.
女: 会いたかった、YES、ちみに~~。
R: うるせい、フライドナゲット。
→あまりにうざいので甲子園で8強発狂してしまいました。
⑥私の家はあなたの家です=Mi casa es tu casa.
また例によって散々彼らをおdisり申し上げてしまったので、最後はいいポイントについてです。
このセリフは、メキシコ人の誰かの家に行った際に、必ずと言っていいくらい言われます。
彼らは、自分の家に来た招待者を全力でもてなします。(滝川クリ〇〇〇さんよりも)
「好きなようにゆっくりして」といい、飲み食いは全部奢りで、食器洗いなどの手伝いももちろんさせません。
某島国のように、ホームパーリーを開催しても費用は割り勘なんてことはなく、その家の人が基本的に全負担します。
(ただし飲み物持参的なものはよくありますが、それは自分で買ってチョソマゲ丼)
この友達思いの彼らの姿勢は、見習いたいものです。
まあ実際はこれこそ建前で、実際に「あなたの家」だとするならその家の所有物も含め全て「あなた」のものになってしまい、不法侵入・盗難行為が正当化されてしまい、万人の万人に対する闘争状態になっちまうだろうよ。
また心の声をおもらししてしまいました。
結露んーーー!!!
- メキシコ人は総じてTEKITŌ(ほめ言葉)
- 所詮人間関係は本音と建て前がもとに成り立っている
- 筆者はプロ野球が大変好きである(この記事にネタを散々おぶち込み申し上げました)
というわけで、これらの点を考慮しつつも、あまり気にせず適当に左に受け流しましょう。
ちゃらちゃっちゃっ茶らっちゃーー。
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。
*1:ちなみに私は待ち合わせするときは常に待たされることを想定しているので、勉強道具は肌身離さず持っている男として知られています。